お笑い芸人でありながら、
芸術家やスポーツ選手として活躍されている片岡鶴太郎さん。
最近ではヨガをしていると注目されてもいました。
身体があまりにも細くなっていて、心配する声もあったほど。
そんな片岡鶴太郎さんには、息子さんが3人もいます。
3人ともすでに成人している社会人です。
実はこの息子さん達も、
鶴太郎さん譲りの才能の持ち主として、
それぞれのジャンルで活躍しているんです。
それぞれがどのように活躍しているのか気になったので調べてみました。
今回はそんな片岡鶴太郎さんの息子さん達に、スポットを当てていきたいと思います。
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片岡鶴太郎の息子は3人&三男は料理人(シェフ)!勤務先どこ?
片岡鶴太郎さんには息子さんが3人いらっしゃいます。
実は3人共、それぞれの才能を活かした職業に就いているんです。
まずは3男の荻野聡士(おぎの さとし)さんから、ご紹介していきます。
聡士さんは今現在、料理人としての道を進まれています。
子供の頃から料理に興味を持ち、
「お寿司屋さんになりたいから、学校に行かない」
と父である鶴太郎さんに言ったそうです。
鶴太郎さんはまだ中学を卒業したばかりの聡士さんに
「高校を出て、まだやりたいって言うんだったらもう1回言ってくれ」
と返事したとのこと。
せめて高校は卒業して欲しいという親心だったのでしょうか。
無事高校を卒業した後も料理の道への気持ちは変わらなかったようで、
「なら1番厳しいところに行ってこい」と、ある料理屋へ修行に行かせたのです。
そこは、京都にある日本料理の老舗として知られる「吉兆」という料亭でした。
京都は嵐山にある超有名店です。
そこで修行できるというだけで、
料理人としての才能が見込まれていると言っても過言では無いでしょう。
聡士さんは、「吉兆」で8年間びっちり修行をしたそうです。
そして今度は東京の味も学ばなければならない、
と言うことで銀座の「小十」にて5年間の修行を積みます。
その後「小十」姉妹店の「銀座奥田」にてなんと料理長に就任。
みっちりと修行を積み、料理長を任せられるまでになった聡士さんは独立して、
2020年に東京・赤坂にお店を開きました。
その名も「赤坂おぎ乃」。
「おぎ乃」は日本料理店で、予約制で営業しているようです。
気軽にこれる値段のお店ではありませんが、評価は上々のようです。
「ミシュランガイド東京2021」では、日本料理部門で1ツ星をつけられました。
何か特別なことがあった日に、立ち寄りたいお店ですね。
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片岡鶴太郎の長男は俳優?
続いて長男の荻野貴匡(おぎの たかまさ)さんについて、ご紹介していきます。
長男は元芸能人
実は荻野貴匡さんは、元俳優さんなんです。
初めて公の場で活動したのは、2005年の「歩兵の本領」と言う舞台でした。
この舞台には有名な役者さんも参加されていて、
窪塚洋介さんや高橋一生さん、的場浩二さん、水川あさみさん等と共演されています。
また活躍の場は舞台だけでなく、映画やドラマにも出演されていました。
例えば映画「逆鱗組七人衆」やドラマ「野ブタ。をプロデュース」等です。
また俳優業以外にも、ボクシングに力を入れていたようです。
貴匡さんは、2001年にボクシングのC級ライセンスを取得しています。
ボクシングのライセンスはA・B・Cに分けられており、C級は初級とされています。
俳優業を目指す前は、ボクシングに精を出していたのでしょう。
しかしその後、役者としての道を歩んでいるということは、
ボクシングの道は諦めたのかもしれませんね。
父親である鶴太郎さんもプロボクサーの資格を持っていることから、
影響を受けて始めていたとも考えられます。
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現在は会社の経営者
俳優業を続けていた貴匡さんでしたが、
役者としての道を退いてしまいます。
そして2007年に、株式会社「ネクストグローバルフーズ」を設立。
もつ焼き居酒屋を経営する会社の、代表取締役社長に就任しました。
その店の名前は「もつ焼き屋のんき」と言い、
全国各地に10店舗以上チェーン展開しています。
東京の新宿や四谷、横浜、大阪、札幌等に展開していて、
なかなか順調に成長している会社のようです。
他にも有限会社「オギノマネージメントコーポレーション」と言う会社の、
代表取締役も務めているとか。
なんでもこちらの会社は、
芸能事務所のようで、
父親の片岡鶴太郎さんや次男の荻野綱久さんが所属しているそうです。
俳優としての才能がありながら、
経営者としても成功するなんて神は人に2物を与えすぎでは?
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片岡鶴太郎の次男は画家?
最後は次男の荻野綱久(おぎの つなひさ)さんについて、ご紹介していきます。
次男は元ミュージシャン
荻野綱久さんは、12歳という若い時から音楽に熱中していたそうです。
将来はミュージシャンとして成功することを、夢に見ていたのでしょうね。
そしてその熱は本物だったようで、
2013年に「ILL」と言うバンドを結成してデビューします。
バンドではギターとボーカルを担当していたとか。
実際ギターとボーカルなんて、
バンドの顔と言っても過言では無いですよね。
さらに作詞作曲も自ら制作されていたそうです。
この事からも、どれだけ音楽に情熱を注いでいるか分かりますよね。
綱久さん自身は、実際に音楽で生きていこうと思っていたほど力を入れていたようです。
ですがなかなか芽が出ず、その状態が長く続いたと言います。
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現在は画家
綱久さんが画家を志すようになったのは、ある日見た夢がきっかけでした。
その夢の中では、自分が画家としてアトリエで絵を描いていたそうです。
その日からだんだんと、芸術の世界に導かれるようになったとか。
綱久さんは2015年に、父親である鶴太郎さんから1枚のDVDを渡されます。
それは世界的に有名な、日本の芸術家である「草間彌生」さんのDVDでした。
その内容を見た時、衝撃とシンパシーを感じたと言います。
そこから誰に習うことも無く、独学で芸術を学んでいったそうです。
やがて本格的に画家としての仕事を開始し、
2016年には片岡鶴太郎さんとコシノヒロコさんとの合同展示会「森羅万象」を開催。
これがきっかけで世間からも注目され、
専門誌「美術の杜」でも特集で紹介されたりしました。
さらにその数ヶ月後には、初の個展を開く等芸術家としての道を歩んでいきます。
2018年には「Monte Carlo Gallery」で、
日本のアーティストとして初めてとなる個展を開催しました。
自身が「片岡鶴太郎の息子」と言う肩書きを伏せた上での、個展の依頼だったそうです。
まさに芸術家として認められたと言って良い出来事ですよね。
綱久さんは音楽をしていた時は、
本当に音楽で生きていけるのかと不安がらせていた負い目もあり、
鶴太郎さんとなかなか顔を合わせずらかったそうです。
しかし芸術家として結果を出せるようになってからは、
親子関係が改善されたとのこと。
生きがいと言えるものを見つけて幸せのようです。
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まとめ
今回は、片岡鶴太郎さんの3人の息子さん達についてご紹介してきました。
- 3男の聡士さんは、厳しい修行を経て今では東京・赤坂でお店を開いていました。またNHKの料理番組にも出演されているそうなので、気になった方は見て下さい。
- 長男の貴匡さんは、過去に役者さんとして活躍されていました。現在は、居酒屋チェーン店の代表取締役として会社を切り盛りしています。また芸能事務所の社長も兼任しており、そこには父の片岡鶴太郎や次男の綱久さんが所属しているそうです。
- 次男の綱久さんは、元ミュージシャン。なかなか芽が出ない状態が続いていましたが、芸術の道に目覚めて素晴らしい結果を残していました。
片岡鶴太郎さんと3人の息子さん達の活躍を、今後も応援していきたいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。